第8波が到来しました

 

1)市中、家庭内感染による陽性者が急増しています。
筑豊、北九州域では指定・重点医療機関での医師を含む院内クラスターが発生しています。
介護施設からの流入との報告です。
殆どが軽症ですが、基礎疾患の重症化が懸念されます。(添付資料P1)

2)透析施設でも同時家庭内感染例が報告されています。
福岡市・北九州市ともに、ホテル療養HD患者は透析施設に公用車が利用可能です。
11/8療養ホテルに余裕があり要請あれば収容可能です。
ただし、食事は普通食です。

3)重点医療機関の先生方へ
厚生労働省より自治体へ新型コロナ対応病床の確保に関する空床補償に対して、
受け入れ実績に伴う調整が指示されていますが、(添付資料P2)
透析患者用確保病床は算定除外扱いです。

例)小倉記念病院:コロナ対応病床10、透析ベッド2
陽性入院者4:占有率=4/(10-2) = 50%
これを機に、重点医療機関の担当の先生方は1床でも多く
透析患者用隔離病床の確保にご尽力・施設管理者とご協議ください。

会長 金井英俊
11−11資料
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