福岡県全体、各地区(北九州・福岡・筑豊・筑後)いずれにおいても新規発生数・中等症以上入院患者数は減少傾向にありますが、
軽症入院患者数が微増が続いており、医療スタッフの離脱(感染・濃厚接触)も加味して指定・重点医療機関の受け入れ逼迫が継続しています。
通院困難・帰宅困難で、隔離解除・治療終了後の透析患者の受け入れが困難な場合の後方支援施設を県全体でリストアップされましたが、
受け入れ可能な実数が絶対的に不足しており透析設備が付帯していない施設ほとんどです。
つきましては、会員の先生方のうち有床の透析施設であって加療後・隔離解除後の維持透析患者の受け入れご検討を重ねてお願い致します。
一人でも結構です。
北九州域では2事例があります
1)中等症2、重点医療機関で加療終了、無床HDクリニック帰院・帰宅困難で後方支援施設転院。
2)軽症、発生元で自院透析継続し隔離解除後にADL改善せず、入院リハビリ依頼を調整中。
いずれも、後方支援施設への転院・入院により、指定・重点医療機関のHD病床を有効利用できています。
会長 金井英俊