第7波対応強化のお願い
現時点で世界最大級の新型コロナ渦中にあり時々刻々の対応、大変ありがとうございます。
現在、福岡県全域でも、管轄保健所、救急、指定・重点・協力医療機関でも限界を超えて対応している状況です。
福岡県透析医会では行政、県調整本部と最新の情報を共有して患者のトリアージを行っております。通常受け入れの指定・重点医療機関が実働満床のため、入院調整に後方支援の協力医療機関との連携を行っておりますが、受け入れは入退院を自転車操業しギリギリの状況です。現在、透析に限らず、無症状・軽症患者の指定・重点医療機関への収容は優先順位として後位にあると言わざるを得ません。
つきましては、会員の先生方には下記の点につき重ねてご配慮とご尽力をお願いいたします。
1)軽症・無症状陽性者の自院透析の推奨:有床では入院をご検討ください
2)疑似例・濃厚接触患者の維持透析:判定まで予定の透析を延期しないようご尽力ください
3)ラゲブリオを確定後早期に内服、抗体カクテルはほぼ無効です
4)接種可能な患者・同居家族・医療従事者への可及的速やかな4回目(3回目)ワクチン接種の施行
5)貴院での感染対応状況を鑑み院内スタッフと十二分に協議をされた上で、後方支援施設として1床でも追加で陽性透析患者の隔離解除まで入院受け入れをご検討お願いします。
受け入れ可能でしたら、福岡県透析医会事務局もしくは、各地域の感染担当(添付リスト)までご連絡ください。
追記)感染担当委員リストに変更があります。浜の町病院吉田先生、田川市立病院大仲先生に追加参入をご快諾いただきました。福岡市域は地域で4ブロック分割しております。ご相談の際には最寄りの地域が最も密に連携している委員へまずはコンタクト下さい。
会長 金井英俊