県内状況報告

 

維持透析患者でCOVID新規発生 64 名(累積319名)、死亡3名(累積41名)でした。

沖縄に続き、広島、山口でもpeak-out兆候ですが、透析患者のpeakは1−2週間後となります。沖縄では入院待ちで透析保留し肺水腫をきたした症例があります。透析COVID患者は原則入院ですが、病床逼迫し入院調整が遅延しています。

県対策本部と協議し、行政の調整(管轄保健所→調整本部→指定医療機関)と並行して県透析医会も収容施設を調整することとしました。入院希望があれば、管轄保健所連絡とともに各地区の連絡委員に透析医会エクセルファイルをご活用いただき最低限事項(名前、年齢または生年月日、重症度、最終透析)を連絡委員に電話・メール・FAXでご通知ください。調整結果(入院可否)は委員が調整本部に連絡します。不可の場合は広域調整・救急対応となります。運用は来週から2月いっぱいの予定です。担当委員リストは運用開始後メール・HPで公開します。各地区3−5名候補にお願いしています。番号打っておりますが厳格な輪番制ではなく、各地区で近隣・連携強弱などでご連絡ください。少しでも待機時間を短縮し、安全安心な透析医療の担保を福岡県全域で行うための作業です。
担当委員がボランティア活動であることもご理解ください。
コロナ病床は全国的に逼迫しており透析用ベッドを有効利用しなければいけません。軽症以下であれば指定医療機関収容まで、自力通院、自院入院を是非ともお願いします。

会長 金井英俊

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